きっかけは無いが漢字検定。

漢字検定準一級に向けてお勉強中。出題範囲より、頻出漢字の読み・意味などを記載しています。時々日記も。

当面の勉強法として

音楽大学時代の先輩のことなのですが、しこたま飲み会で大騒ぎした後でも自宅に帰って2時間ピアノを弾く、という人がいました。

体の具合が悪くても、どんなに忙しくて疲れていようとも、寝る前にピアノを弾かないと気がすまないんだよね、気持ち悪くて絶対寝られない!と。
ピアノの腕前は校内でも有名だったし、コンクールに入賞したりする実力の持ち主。しかもイケメン。
まるでマンガの主人公を見ているかのようでした…。
大学を卒業して幾年も経ちますが、いまだに鮮明に覚えている先輩です。今頃はどんな活動をしているのかな。

 

そんなストイックなイケメンピアノマンとは、たまたまレッスンの先生が同じだったのです。

当時、ピアノのレッスンの先生は20名程いましたが、私の先生は50代後半の小柄な女性。なんというかもう、見るからに怖い雰囲気の…。遠くからみてもその眼力に圧倒されるような。

もちろん中身もめちゃくちゃ怖い。
(尚、イケメン先輩のレッスンのときは顔が本当に幸せそうでした。なんだろ…。アシュラマンみたいな先生だと思っていました。)

日頃の練習不足が見抜かれ、説教だけで1時間の授業が終了したこともしばしば。
だからレッスンが終わった瞬間の解放感たらもう…。レッスンが終わった瞬間から、自由を満喫していました。だからまた翌週怒られるんですけどね(笑)

 そんな感じであまりにも練習しないし、ピアノに対する熱意がない為か、

『あなたからは負のオーラがする!!!』と言われたこともあります(笑)

 

3年生の半ばあたりですかね、だんだんと自分のカスさ加減に気がついて、急に焦って練習するようになりました。その甲斐あってか、卒業前の最後のテストで学年3位になった時はすっごく嬉しかったです。
初めてアシュラマンが、『よくできたね。』とニコッと優しい顔で褒めてくれた瞬間。
4年間、毎週怖い顔ばかりさせてゴメンナサイ、と、心の中でつぶやきました。


と、いう思い出話で前置きが長くなりましたが、私はとにかく、自他共に認める「怠け者」で「鈍重」な性格なのです。

なので例に漏れず、漢検の勉強ものっそりと進めています。

のっそりを具体的にいいますと、“一日15問”を目安にしています。

15問て、時間的には大したことはないのですが、とにかく集中力のない私にとっては結構なボリュームです(笑) なので、問題数5問で1セットと考えて、3セット分やる、という感じです。5問やったら、もう5問。最後にもうあと5問。と、毎回の目標地点を常に低く設定しています。1セットしかやらない日もあります(笑)

それに、一気にたくさんは覚えられないので、15問解いたらそれ以上は新たな問題へ進まずあとは復習をすることにしています。やった問題にはチェックをつけて、間違えたら×印。また後日やって、当たったら×を消す。


まずは習慣にしていくことからスタート。


イケメン先輩は寝る前の2時間のピアノ。私は漢字を5問×3。

ボリューム感は全然違いますが、方式としてはまぁ一緒です(笑)

自分で自分の“集中力の無さ”をごまかしてはいけませんからね・・・。

鈍重な人には鈍重用の、効率的な勉強法があるはず。

 

しばらくはそんな感じでのろのろやっていきます(笑)