準1級-(15)
・時間が経って、風船が凋んでしまった。
・麿は古代の一人称だ。
・水を沃いで器を洗う。
・その邑は領地だった。
・掬水して顔を洗った。
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●凋む
読み:しぼむ
意味:1.ふくらんでいたものが、張りを失って小さくなる。「風船が凋む」
2.生気をなくしてしおれる。「花が凋む」「心が凋んだ」
凋=勢いが衰える、といった意味。「凋残」「凋落」「萎凋」
[音]チョウ
[訓]しぼむ
●麿
読み:まろ
意味:一人称の代名詞(平安時代以後)。麻呂と同じ。
かつては男性の人名に用いられた(柿本人麻呂など)。
★国字
●沃ぐ
読み:そそぐ
意味:水をかけること。また、水をかけて土地を柔らかくしたり、豊かにすること。
沃=1 水をそそぐ。「沃灌 (よくかん) 」
2 地味が肥えている。「沃土」「沃野」「肥沃」「豊沃」
[音]ヨク、ヨウ、オク
[訓]そそぐ、こえる
●邑
読み:むら、くに
意味:1.多くの人が集まっている地区。地方の町や村。「郷邑」「城邑」「村邑」「都邑」
2.領地。「采邑 (さいゆう) 」「封邑 (ほうゆう) 」
[音]ユウ
[訓]むら、くに
●掬水
読み:きくすい
意味:手で水をすくう。
掬=1.手で水などをすくいとる。「掬水」「一掬」
2.気持ちをくみとる。推し量って理解する。「真情を掬する」
3.手にすくいとって味わいたいと思う。
[音]キク
[訓]すくう、きくす、むすぶ