きっかけは無いが漢字検定。

漢字検定準一級に向けてお勉強中。出題範囲より、頻出漢字の読み・意味などを記載しています。時々日記も。

準1級-四字熟語-4

● 図南鵬翼
● 煩悩菩提
● 盲亀浮木
● 六菖十菊
● 一碧万頃

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図南鵬翼
読み:となんほうよく (となんのほうよく)
意味:大事業を企てること。大きな志のたとえ。
  (鵬(おおとり=伝説のおおきな鳥)が、南の海を目指して飛び立ったという説から。
・図南 :南の海に行こうと計画すること。

煩悩菩提
読み:ぼんのうぼだい
意味:迷いがあるからこそ、悟りもあるということ。
  (悟りの障害となる人間の煩悩も、そのまま悟りへと繋がるきっかけとなること。)
・煩悩 :心身を悩ます、心の欲情。
・菩提 :一切の迷いのない、悟りに至る境地。

盲亀浮木
読み:もうきふぼく
意味:会うことが非常に難しいこと。また、人として生まれることの困難さ、そして人が仏の教えに会うことの難しさ。
  (海にすむ目の見えない亀が、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするくらい、難しいということ。)

六菖十菊
読み:りくしょうじゅうぎく (ろくしょうじゅうぎく、ろくしょうじっきく)
意味:時期が過ぎてしまって、役に立たないもの。
   (菖蒲は五月五日の端午の節句に、菊は九月九日の重陽節句に必要とされることから。)

一碧万頃
読み:いっぺきばんけい
意味:海の水面が、遥か彼方まで青々と広がっているさま。
※碧
[音]ヘキ
[訓]あお、あおい、みどり
深い青色。青緑色。「紺碧(こんぺき)」「碧空(へきくう)」
※頃
[音]ケイ、キョウ
[訓]ころ、しばら く、かたあし
・このごろ。「頃日(けいじつ)」
・しばらく。「頃刻(けいこく)」「少頃(しょうけい)」
・田の面積の単位。「万頃 (ばんけい)」 =きわめて広いことのたとえ。