きっかけは無いが漢字検定。

漢字検定準一級に向けてお勉強中。出題範囲より、頻出漢字の読み・意味などを記載しています。時々日記も。

準1級-四字熟語-5

● 河山帯礪
和光同塵
永劫回帰
● 玩物喪志
● 古色蒼然

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河山帯礪
読み:かざんたいれい
意味:永久に変わらない堅い誓約のこと。
黄河が帯のように細くなるようなことがあったとしても、泰山がすりへって砥石のように平たくなるようなことがあったとしても、永久に変わることはないという意から。)
※礪
[音]レイ
[訓]あらと、と ぐ、みが く
1.といし。あらと。
2.刃物などをとぐ。

和光同塵
読み:わこうどうじん
意味:自分の学問や才能を包み隠して俗世間に交わること。
(光を和らげて、ちりに交わるの意。仏が本来の威光を和らげて、塵に汚れたこの世に身を表し、衆生を救うこと。)

永劫回帰
読み:えいごうかいき
意味:ニーチェの根本思想。人の生は、宇宙の円環運動と同じように永遠に繰り返す。
※劫
[音]コウ、ゴウ
[訓]-
きわめて長い時間。(仏教用語) 「永劫(えいごう)」「劫火(ごうか)」

玩物喪志
読み:がんぶつそうし
意味:真に学ぶべきことや学問の本質を見失うこと。(無用なものを過度に愛玩して、本来の志を見失ってしまう。)
また、自分の好みで珍しいものなどを過度に愛玩して正しい心を失うこと。
※玩
[音]ガン
[訓]もてあそぶ
1.おもちゃにする。「玩具(がんぐ)」「愛玩(あいがん)」「玩弄(がんろう)」
2.物事の趣を味わう。「玩味(がんみ)」「賞玩(しょうがん)」

古色蒼然
読み:こしょくそうぜん
意味:ひどく古びたさま。いかにも古めかしい。また、古めかしく趣のあるさま。
・蒼然:古びた色。薄暗い様子。