準1級-テキストについて
こんばんは。まずは熊本の地震、とても心配ですね…。
もちろん現地の方々は今も不安や恐怖と闘っているのでしょう。
去年の夏、生まれて初めて見た、見事な熊本城。
あの感動的に立派なお城や石垣さえも崩してしまうなんて、本当に地震は怖いです。
これ以上被害が拡大しないよう、早く安全な日常に戻れますように祈るばかりです。
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そんな心境ではございますが、漢検のブログを書かせていただきます。
漢検準1級の合格率についてちょっと調べてみました。
平成26年度 ()内は、合格者数/受験者数
第1回 20.1%(1010/5023人)
第2回 18.5%(789/4276人)
第3回 10.6%(493/4665人)
平成27年度
第1回 14.8%(686/4636人)
第2回 9.0%(394/4381人)
※日本漢字能力検定協会HPより。
過去5年分ほど見てみたのですが、合格率はだいたい15%前後。人数でいえば1000人前後。(ここ2年ほどは少なめですな。)
ちなみに2級の合格率はおよそ20%程、人数では13000~18000人程が合格しています。
準1級になると受験者数がグッと減り、難易度も高くなるのが分かります。
ただ、実際に1級まで合格した方のブログを拝見していたら、
2級→準1級の難易度の差なんて、準1級→1級と比べたら全然たいしたことではない。
というようなコメントがありました。
そうなんだ!結構読めない漢字ばかりなんだけどな。
確かに、対象漢字数だけで比べてみると…
2級 :2136文字
準1級:3000文字
1級 :6000文字
6000文字…。そんなにあるんですね、漢字って。
こうやって見ると、準1級は2級に毛が生えたくらいかなと錯覚します(笑)
合格率を見る限り、狭き門だというイメージが湧いてしまってましたが、
なんとか心折れずにやっていけそうです。
かといって、きっちりとやらねば確実に残り85%の方になることでしょう。
さて、どんな方法が効率的かなぁと思い、いろいろと情報収集してみました。
その中で今日は、テキストについてまとめます。
ブログ等を拝見していると、2~3冊くらい使用している方が多いみたいですね。
で、オススメの問題集としてたびたび見かけたのが、
「高橋書店 漢字検定 準1級 頻出度順問題集」。
その名の通り「頻出度順」になっているので、大事なところを重点的に学習しやすい、ということ。また、巻末の漢字音訓表も便利だ。という口コミが多かったです。
この他にも、これは買うべし!と評判のテキストが
「 漢検協会 完全制服 準1級 」
「 成美堂出版 本試験型 漢字検定 準1級 試験問題集 」
の2冊。
「 漢検協会 完全制服 準1級 」=過去問。
「 成美堂出版 本試験型 漢字検定 準1級 試験問題集 」=出題形式が最新。四字熟語の学習に手厚い。
といった特徴があるようです。
なので、この3冊を購入したら、
(手始めに頻出漢字をしっかりと)
↓
②「成美堂出版 本試験型 漢字検定 準1級 試験問題集 」
(出題パターンに慣れる)
↓
③「漢検協会 完全制服 準1級」
(過去問をどんどん解いていく)
という流れで学習を進めるのが、王道パターンとされています。
ちなみに私のテキストは、ブックオフで200円で購入した物なのですが、
たまたま上記の「高橋書店 漢字検定 準1級 頻出度順問題集」でした。(笑)
人気があるからこそ古本として出回っていたのかな?書きこみも一切なくて綺麗です。
問題集の費用も馬鹿になりませんからね…。
あとは、ネット上にも数多くの学習サイトがありますので、テキストと上手く組み合わせて合格を目指しましょう!
漢検へのきっかけ
さて、私事になりますが、
自己紹介も兼ねてなぜ漢字検定準1級を学習し始めたのかを書かせていただきます。
ブログのタイトルには「きっかけは無い」と堂々と記載していますが、それなりに理由はあると思います。
「ある日ふと思いついて」、と以前書きましたが、本当に「突然思いついたの!」というとまるで天からのおぼし召しかのようですが、決してそうではありません(笑)
学生時代の就職活動時、履歴書の資格欄に何か一つでも多く書けるように、と思って
いくつか検定試験を受けました。
結果、
・秘書検定2級
・ビジネス能力検定2級
・漢字検定2級
・英語検定2級(←これは高校生の頃ですが)
・簿記検定2級(←これは社会人になってから)
というように、非常にポピュラーな検定の「2級」に合格。
私は見事に、「2級まで人間」なんだと気が付きました(笑)
思い返せば小さい頃からそうでして、ピアノや空手、習字、英語塾、色んな習い事をさせてもらっていましたが、実になったものは一つもないと豪語できます。(両親に申し訳ない…)
かろうじてピアノはそれなりに成長してからも好きだったので、大学は音楽系に進学しました。しかし、卒業して就職したのはアクセサリーの小売。(大学の学費高かったのに…ごめんなさい…)
その当時は一生懸命にやってたつもりでも、いつもどこか手抜き。色んな事を中途半端にやってきたなぁ…と振り返る今日この頃です。
決して金持ち家庭ではなかったのですが、期待を込めて色々とやらせてくれたということを今更ながら再認識しております。そして反省しています。
さて、話は漢検から逸れましたが
あれこれと過去の事を思い返しているうちに、とにかく「“1級”に合格したい」と思ったわけです。
それで勉強を再開したのが、漢字ではなく、簿記。
簿記の勉強が一番楽しかったのと、仕事にも役立つ内容だったのでやりがいが感じられたのです。たまたま、夫も簿記1級の勉強をしていたのでテキストは全て揃っています(笑)
それで、テキストをペラペラめくっていたときに、
「誤謬の訂正」
が読めなかったのです。読めないし、意味もわからない。
ごびゅう。誤りとか間違いという意味ですが、私は初めて見る字でした。
自分は、漢字は読める方だし書ける方だと思っていたので、漢字が読めなくて困る、ということをあまり気にしたことがなかったのです。
もちろん、日常生活で本を読んだりしていると、知らない言葉にたくさん出会いますし、読めない漢字も山ほどあります。
しかし、本当になぜだか分かりませんが「誤謬」にはショックを受けました(笑)
日本語が読めなかったら、それこそお話しにならない。
これまでだったら、分からない言葉が出てきたら、その都度辞書を引けば良いだけの話だったのですが、ちょうど自分の半端さ加減を反省していた時だったので・・・、
これはスルーできない出来事だったのです。
この機会に漢字を勉強しよう。まずは準1級、そして1級に合格したい。
というわけです。
長くなりましたが、以上が漢字検定準1級を受けようと思ったきっかけです。
そしてブログに記そうと思ったのも、誰かに監視してもらおう。という考えからです。
たまに脱線していくかもですが(笑)、お付き合い頂ければ幸いです。
準1級-読み-10
●尤物
読み:ゆうぶつ
意味:1 同類の中で、特にすぐれたもの。
2 美しい女性。美女。美人。
尤
[音]ユウ、ウ
[訓]もっとも、はなはだ、とがめる
●沃饒
読み:よくじょう
意味:地味が肥えていて作物がよくできること。肥沃。
沃=1 水をそそぐ。「沃灌 (よくかん) 」
2 地味が肥えている。「沃土・沃野・肥沃・豊沃」
[音]ヨク、ヨウ、オク
[訓]そそぐ、こえる
饒=有り余るほど多い。ゆたか。「饒舌・肥饒・富饒・豊饒」
[音]ジョウ、ニョウ
[訓]ゆたか
●厩肥
読み:キュウヒ(うまやごえ)
意味:家畜を飼っておく小屋の糞尿(ふんにょう)と敷きわらとがまじったものを、
くさらせた肥料。
厩=馬を飼っておく小屋。
[音]キュウ
[訓]うまや
●穎異
読み:えいい
意味:人にぬきんでてすぐれていること。さとく秀でていること。
穎=1. 人よりすぐれていること。さとい。「穎才・穎悟・穎達・秀穎・俊穎」
2. 稲の穂先についている、とがったもの。のぎ。とがったもののさき。筆・きりのさき。「穎脱・毛穎」
[音]エイ
[訓]-